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梅之助さんを囲む会

いつまでも続きそうな会議を予め宣言しておいた時間通りに打ち切って,急ぎタクシーに飛び乗って河原町三条の京都ロイヤルホテルへ。梅之助(舞台を降りた彼と同席すると,自然と「中村梅之助氏」と呼びたくなるのだが)が上洛した機会にと,で彼を囲む会が開かれたのだ。会場には既に大御所の両先生始め,歴々が着いておられて梅之助と談笑しておられた。恐縮しつつ挨拶。今回は,梅雀のファンクラブも合流したとかで,なかなかの盛況だった。
梅之助の挨拶の中で印象的だったのは,「間もなく80周年を迎える前進座の歴史と共に歩いてこられて,苦しかったときのエピソードをいくつか」,という質問に答えて彼の話したことだ。「前進座の古株の誰に聞いても同じように答えるでしょうね,今が一番苦しいです,と。過去にいくつも危機はあったけれど,何とかそれを乗り越えてきた今から見れば,それは大したことではなかった,現にそれを切り抜けてここまで来たのだから。だが,面前のこの危機こそは,ひょっとしたらわれわれを押し潰すかもしれない本物の危機なのだ,と。」
現在の座の状況を念頭に話された言葉なのだろうが,考えさせられる言葉だ。
 
まだ21時を少し回っただけだというのに,河原町の通行人は少なく,扉を開けた客待ちのタクシーばかりが目立った中を,四条まで歩き,電車で帰宅。明日に向けて考えておかなくてはならないことのリストは長い。
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by kriminalisto | 2008-10-10 00:20 | 日記・コラム・つぶやき