多くの心優しき男たちが

 「わたしはボトルを手にして自分の寝室に向かった。服を脱いでパンツ一枚になり,ベッドに入った。すべてが調和とはほど遠い。人はそれが何であれ,目の前のものにがむしゃらにしがみつく。共産主義,健康食品,禅,サーフィン,バレエ,催眠術,グループ・エンカウンター,乱交パーティー,自転車乗り,ハーブ,カトリック教,ウエイト・リフティング,旅行,蟄居,菜食主義,インド,絵画,創作,彫刻,作曲,指揮,バックパッキング,ヨガ,性交,ギャンブル,酒,盛り場漫歩,フローズン・ヨーグルト,ベートーベン,バッハ,仏陀,キリスト,超越瞑想法,ヘロイン,人参ジュース,自殺,手作りのスーツ,ジェット旅行,ニューヨーク・シティ。そしてすべてはばらばらになって消え去ってしまう。人は死を待つ間,何かすることを見つけなければならない。選べるというのはなかなかいいことだと思う。わたしも自分が何をしたいのか選んだ。ウオッカの五分の一ガロン壜をつかんでそのままラッパ飲みした。ロシア人だってわかっていたのだ。」
 ──今朝,通勤のバスの中で目に飛び込んできたブコウスキーの言葉。
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by kriminalisto | 2005-11-07 23:34 | 日記・コラム・つぶやき
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